鹿角市で恒例になった、文化ホールでの市民参加型のミュージカルがことし、施設の節目を記念して盛大に企画され、現在けい古が総決算に入っています。
市民の待望だった文化ホールが入る複合施設「コモッセ」が平成27年にオープンし、プロの役者や劇団などが舞台に上がるなか、施設が主催する市民参加型のミュージカルも毎年のように行われています。
その施設10周年記念の公演が企画され、公募に手を挙げた市民は、過去最多のおよそ100人です。出演者とスタッフに分かれ、プロの協力を得ながら、成功をめざしています。
市民ミュージカルのだいご味の一つは、様々な立場の人たちで、一つのものをつくり上げる点です。今回は、年代は幼児から70代まで。立場は、保育園児、画家、教員、社会労務士などと多彩です。
去年10月から続くけい古が、17日からはいよいよ本番と同じ舞台の上で行われ、東京の人気劇団の演出家、山崎大輔さんの指示も飛ぶなか、出演者たちが立ち位置や演技するスペースを確認するなどしていました。
出演者の一人で、50代の男性パート従業員は、「芝居には日々味わえない緊張感がありますし、いろいろな人と一緒に打ち込んでいるのが楽しいです。本番を見に来てくれた人たちにも楽しさが伝わる演技をしたい」と話していました。
公演を統括するコモッセのコーディネーター、千田敬(ちだ・たかし)さん(74)は、「日常の悔しいこと、嫌なことに立ち向かうには勇気が必要で、鹿角市の未来のために勇気をもって動き出そうというメッセージを伝えたくて企画しました」と話しています。
そして、「鹿角の身近な出来事、人間模様を、笑いあり、涙あり、感動ありのストーリーに仕立てています。元気になれると思うので、ぜひ見に来てほしい」と誘っています。
この公演「19.20(イチキューニーゼロ)、まつり囃子(ばやし)が聞こえたら」は、今月25日に、午前11時からと午後2時からの2回行われます。市民のほか、鹿角にゆかりのゲストたちも出演します。

(写真はクリックすると見られます)







