来年春に鹿角管内の高校の卒業を予定する生徒に対する地元での求人の倍率が、いよいよ6倍を超え、過去10年で最も高くなっていて、若い労働力の不足が深刻です。
ハローワーク鹿角の11月末時点のまとめによりますと、県内への就職の希望者が30人、県外が15人となっていて、県内希望率は66.7%となっています。
この割合は、過去10年の平均の68.9%とほぼ同じですが、過去最高だった去年から17ポイントあまり下がりました。
前の年と比べますと、就職希望者の数が同じなか、県内の希望が前の年から8人減っているのに対し、県外の希望が8人増えています。
高校生の希望が減っているのに対し、事業所からの求人は191人分あり、高校生一人に対し地元の事業所から何人の求人があるかを示す管内の求人倍率は、前の年から1.19ポイント上がり、6.37倍と過去10年で最も高くなっています。
県内の内定者25人のうち管内は19人で、ほかの管内の高校で鹿角の事業所の内定を得た2人をあわせた、21人に対する事業所の充足率は11%ほどにとどまり、管内での若い労働力の不足が深刻です。
ハローワーク鹿角では、「地元の希望率がコロナ禍などで上がるなどしたあと、もとに戻った状態と受け止めている。引き続き地元企業の魅力を生徒のほか、学校や保護者にも伝えていく」としています。
いっぽう、事業所の選考の解禁から2か月半後の11月末時点の内定率は、県内が83.3%、県外が100%で、全体の88.9%は平年並みで、内定が順調に進んでいます。







