鹿角市で60年以上続く、小中高生の競技かるたの大会が開かれ、子ども会の対抗戦で熱戦を展開しました。
この花輪地区子ども会対抗かるた大会は、競技者底辺の拡大などを目的に、地元の同好会と地域づくりの団体が開いています。
前年までの成績による3つのクラスに分かれてリーグ戦を行い、最上級のAクラスでは、底力が際立った六日町Aが6年ぶり、9回めの優勝を果たしました。
初戦は最後の1枚で決着する「運命戦」を制し、2戦めも6枚差の接戦をものにしました。
最終戦は、2勝同士で迎えた2チームによる、勝った方が優勝というふさわしい舞台になり、しかも相手は前年のチャンピオンです。
前半は苦戦を強いられ、後半のペアが引き継いだ時点では7枚差で負けていましたが、相手陣にも鋭く手を伸ばす積極的な攻めを続け、逆転勝利を収めました。
チームの代表、花輪中2年、大越詠斗(えいと)選手は、「交代を受けた時に負けていたので、相手陣も積極的に取ろうと試合に臨みました。一人一人がしっかりした力があるチームなので、優勝できてうれしい」と話していました。
いっぽう、主催者によりますとおよそ30チーム、500人ほどが集まったころもありましたが、少子化を受け、ことしはいよいよ10のチームの出場にとどまりました。
かつての花輪公民館時代から続く子ども会対抗の催しは野球など各種ありましたが、今は事実上、この場だけになっています。
この大会に向け、冬休み中の子どもたちが夜に集まり、楽しみながら練習を重ねるのが伝統になっており、子どもが地元の異年代でつながりをつくれる貴重な機会です。
花輪かるた同好会の田中惠子会長(64)は、「かつて10人必要だったチームの人数を4人に減らしていますし、合同チームの参加も受け付けています。なんとしても伝統を守りたい」と話しています。

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