保護者支援の研究成果など示す 鹿角の教師の実践発表会

保護者支援の研究成果など示す 鹿角の教師の実践発表会

 鹿角地域の教師たちによる実践発表会が開かれ、家庭教育支援の研究成果などが示されました。

 これは、鹿角市、小坂町の小中学校と支援学校の教師などによる組織が毎年開いているもので、7日、花輪の「コモッセ」におよそ230人が集まりました。

 家庭教育支援について発表した中学校の男性教諭は、研究で招いた講師の講話をもとに探った、現代の課題や、保護者に寄り添うための考え方、ポイントなどを示しました。

 近年の保護者のなかには、孤立やコミュニケーションの難しさを抱えている人もいるとし、「まずは話を聴き、受け入れ、つながりをつくることが大事と感じている」と述べました。

 また相談後のフォローも大事だとし、「見守るだけでなく、保護者が決めた行動の結果がどうだったかを聞くなど、途切れなく支援できると関係性が深まっていくことが分かった」と話しました。

 いっぽう、小学校の男性司書教諭は、読書活動の推進で、校内でビブリオバトルの催しを始めたり、教室にミニ図書コーナーを設け始めたりしていることを紹介しました。

 成果の一つとして、保護者へのアンケートで、「学校が、読書が好きな子どもを増やす取り組みをしている」との問いで肯定的な回答の割合が、3年前の53%から今年度の94%に増えたことを示しました。

 まとめでは、「子どもたちがビブリオバトルで紹介された本を手に取ったり、友達との話し方のスキルが上がった。今後も読みたい、借りたい気もちを高める読書活動をしていきたい」と述べました。

 参加していた20代の男性教諭は、「本に興味をもってもらう仕掛けが参考になった。生徒一人一人に合った方法を見つけたい」と話していました。

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