一年の精進見すえ初稽古 鹿角市の茶道の社中

一年の精進見すえ初稽古 鹿角市の茶道の社中

 年はじめの茶会が鹿角市の社中で開かれ、参加者たちが一年の精進を見すえ、思いを新たにしました。

 これは、鹿角市の裏千家、髙谷社中が7日、市内の社中の人の自宅で開いた、年始恒例の催しです。

 去年の家元の死去を踏まえ、今回は初釜ではなく、初げい古に位置づけられ、社中の師弟たち5人が参加しました。

 花びらもちがふるまわれたあと、濃茶、薄茶の二席が設けられ、ていねいにお茶が点てられました。

 もてなしを受けた人たちは、お茶をゆっくりと味わったり、えり抜きの茶器を見て楽しんだりしていました。

 会場には、新年の幸を願う掛け軸。上品なお香の香り。そして茶道の静と動。

 参加した尾去沢の70代の女性は、「茶道は30年ほどになりますが、年はじめはいつも気もちが引き締まります。一生精進だと思うので、ことしも楽しみながら取り組んでいきます」と笑顔を見せていました。

 裏千家の髙谷宗善(そうぜん)教授(72)は、「静けさのなかで、心を無にしてお茶に向き合う時間に、心地よさがあります。あらためて、そこを大事にしていく一年にしたい」と話しています。

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