冬型の気圧配置の影響で鹿角地域は雪が断続的に降るとともに、ゆるんだ、重い雪による交通のまひや停電などが相次いでいます。
秋田地方気象台によりますと日本付近が冬型の気圧配置となっていて、鹿角地域では7日夜から雪が断続的に降り続いています。
鹿角市花輪では8日午後4時までの12時間で16センチの雪が降り、この時点の積もっている雪の深さの57センチは、平年の1.9倍となっています。
積もっている雪の深さ以上に問題になっているのが、気温がそれほど低くないため雪がゆるんでいる点です。
各地の道路で車がぬかるみにはまったり脱輪したりして動けなくなった、または車同士が接触したなどの通報が警察に複数寄せられており、警察が運転への注意を呼びかけています。
また湿った重い雪の影響による道路への倒木が各地であり、市と町によりますと、市道でおよそ10件、町道でおよそ20件が確認され、順次復旧が進められていますが、この日のうちの復旧が見込めない所もあるということです。
なかでも国道282号の小坂町矢柄平での倒木では、国道がこの日午前6時から通行止めとなり、川上地区などと町中心部の行き来が高速道路以外ではできない状態です。
道路を管理する県では、この復旧は9日以降になるとしています。
これらの状況から、市と町は8日、それぞれ一部の路線バスを運休したほか、町は川上地区の9日のごみ収集を断念する方針です。
いっぽう、電線や電柱への倒木などによる停電が7日夜遅く以降、小坂町の荒川地区などの68軒、杉沢地区の4軒、鹿角市尾去沢の三ツ矢沢地区の30軒で起きました。8日午後6時半までにすべて復旧しました。
花輪線は8日、倒木の影響で、鹿角花輪駅と大館駅の間の上下線すべてと、鹿角花輪駅と盛岡駅の間の上下線の一部が運休しました。9日の一部列車の運休も決まっています。
気象台の秋田県の予報は、8日夜は冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により雪で、ふぶく所や雷を伴う所がある見込みです。
9日は寒気や気圧の谷の影響により雪やくもりで、ふぶく所や雷を伴う所がある見込みです。
鹿角市内には8日午後5時の時点で、大雪、着雪、なだれ、雷の各注意報が出されていて、降雪、積雪による建物の被害や交通の障害、電線などに積もった雪、また山などの斜面に積もった雪の崩落、それに落雷や急な強い雪への注意が呼びかけられています。

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