鹿角市の市街地に近い2つのスキー場で、「スキー場開き」の催しが行われ、関係者たちがシーズン中の安全と、いち早い降雪を祈りました。
12日、花輪東山の花輪スキー場と、尾去沢の水晶山ファミリースキー場で、スキー場開きの催しが行われ、スキー連盟や観光業界の関係者などが、神事でシーズン中の無事を祈りました。
この日の朝の時点でゲレンデの積雪は、2つのスキー場とも5センチほどで、リフトの営業を始めるには、まとまった降雪が必要だということです。
今シーズンに花輪スキー場では、国民スポーツ大会スキー競技会のジャンプ・複合種目をはじめ、各種の大会が続く予定です。
施設では、「ことしも各種の大会があり、安全に運営する。月2回の小学生以下のリフト券無料の日のほかレンタルも充実しているので、家族で楽しんでほしい」としています。
いっぽう水晶山ファミリースキー場では、運営者の交代を機に、特に子ども連れの家族に楽しんでもらうコンセプトを前面に出し、ナイター営業日を増やすなどしています。
施設では、「レンタルの企画や装飾など、ファミリーで来てもらえる雰囲気づくりを進めている。学校後、仕事後に遊びに来て、楽しんでほしい」としています。
昨シーズンの営業開始日は、水晶山スキー場は12月21日、花輪スキー場は12月24日で、その後、それぞれ延べでおよそ、水晶山スキー場は5万9千人、花輪スキー場は9万1千人がリフトを利用しました。
いっぽう、同じく鹿角市にある秋田八幡平スキー場は、先月21日に今シーズンの営業を始めています。

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