鹿角市大湯のホテルが12年連続　ホテル・旅館１００選

　旅行会社の投票、いわゆるプロたちの評価で決まる全国的なランキングイベントで、鹿角市内のホテル、旅館がランクインし、観光地鹿角を誇るものにしています。

　観光業界の専門紙「旅行新聞」による「プロが選ぶ日本のホテル・旅館１００選」と題したこのランキングイベントは、全国の旅行会社の投票で選ばれていて、各地の施設を知るプロたちの評価と言えます。

　ことしのランキングが11日に発表され、鹿角管内では、鹿角市大湯の「ホテル鹿角」がホテル・旅館の総合部門ともてなし部門で、ともに県内トップの53位と33位に入りました。

　総合部門は10年連続、もてなし部門は12年連続と高い評価が長く続いていますが、順位が徐々に上がっていて、今回も前の年からそれぞれ総合部門で１つ、もてなし部門で５つ上がりました。

　このホテルでは10年あまり前から、現状の人員で最大のもてなしをしようと、夕食の提供の仕方を変えたり、電話の応対に磨きをかけるなどしているということです。

　ホテルでは、「１００選に選ばれ、とてもうれしく思います。これを励みとして、より一層お客さまに喜んでいただける環境づくりをしていきます」としています。

　いっぽうホテル・旅館のもてなし部門では、同じく鹿角市大湯の「龍門亭千葉旅館」も、去年から順位を１つ上げて87位となり、２年連続のランクインとなりました。