秋田県の感染症の定点観測で大館保健所管内では、インフルエンザの感染者数が前の週から大きく減ったものの、4週連続で警報レベルを超えており、予防が呼びかけられています。
秋田県が11日に発表した、今月7日までの一週間の情報によりますと、大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内の2つの定点観測の医療機関での、インフルエンザの平均感染者数が12人となり、前の週から66%減りました。
管内の感染者数の定点調査では、先月下旬から連続で警報レベルを超えていて、今週で4週連続となりました。
秋田県全体でも平均感染者数が前の週から58%減って、20.68人となりましたが、こちらも依然、警報レベルを超えています。
そうしたなか、県内の社会福祉施設での集団感染の確認は、大館保健所管内の3か所を含む21か所にのぼっています。
秋田県保健・疾病対策課では、「こまめな手洗い、消毒、マスクの着用などのき本的な感染対策を心がけてほしい」と呼びかけています。







