東京で鹿角の自慢をPRへ 現地特産との交流も

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 東京で鹿角市の特産のきりたんぽなどをPRしようというイベントを有志が企画し、つながりの広がりに期待しています。

 中心で立ち回っているのは、鹿角市花輪のコメの集荷・販売会社の社長、安保大輔さん(50)です。

 6年前に東京の秋葉原で鹿角市のラジオ局が開いた、地域をつなぐイベントでも中心で奔走していて、続けたいと考えながらもコロナ禍で断念していました。

 いよいよ状況が変わり開催を模索するなか、北区の顧客に紹介された公園が、アクセス、広さ、客層など、イベントに適しているとみて、会場に決めました。

 前回に続き鹿角の特産品をPRしますが、今回趣旨に加えたのが、開催地の特産品との交流です。

 当日は鹿角ゆかりの人、鹿角の出身者たちに訪れてもらうことを期待していますが、その人たちに北区のものも知ってもらいたいという発想です。

 安保さんは、「大勢が二つの土地に関係することで、二つの土地が発展できるし、つながりを広げられる」と考えています。

 会場には飲食と休憩ができるスペースを囲むように、鹿角、北区の特産品の販売などをする、20のブースが並ぶ予定です。

 イベントを前に安保さんは、「6年前は、鹿角にゆかりのある人がたくさん集まって同窓会があちこちで開かれて、人のつながりが広まった。人のつながりを増やすとともに、きりたんぽ発祥の地をアピールしたい」と意気込んでいます。

 このイベント「鹿角きりたんぽと特産品交流祭りin飛鳥山公園」は、6日から2日間、東京都北区王子の飛鳥山公園で開かれます。