インフル、3週連続で警報レベル 大館保健所管内

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 秋田県の感染症の定点観測で大館保健所管内では、インフルエンザの感染者数が前の週から大きく減ったものの、3週連続で警報レベルを超えており、予防が呼びかけられています。

 秋田県が4日に発表した、今月30日までの一週間の情報によりますと、大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内の2つの定点観測の医療機関での、インフルエンザの平均感染者数が35.5人となり、前の週から59%減りました。

 管内の感染者数の定点調査では、2週前に警報レベルの30人を超え、前の週はさらに急拡大していました。

 そして今週は前の週のおよそ4割の規模まで減りましたが、3週連続で警報レベルの30人を超えています。

 秋田県全体でも平均感染者数が前の週から34%減って、49.6人となりましたが、こちらも依然、警報レベルを超えています。

 そうしたなか、県内の社会福祉施設での集団感染の確認は、大館保健所管内の6か所を含む25か所にのぼっています。

 秋田県保健・疾病対策課では、「今後の推移に注意し、こまめな手洗いやマスク着用などの感染対策を心がけてほしい」と呼びかけています。

 いっぽう管内では、2つの福祉施設で新型コロナの集団感染が確認されています。