鹿角市八幡平の国道341号で、道路の一部が沈下しているのが見つかり、来年春まで通行止めとなりました。現場は山間部で、冬の間の通行がほぼないエリアです。
秋田県鹿角地域振興局によりますと、先月27日、鹿角市八幡平の八幡平アスピーテラインの入り口と柳沢ゲートの間で、道路の一部が沈下している場所が見つかりました。
現場はいっぽうの道路脇が下りの斜面になっていて、斜面側の車道の一部と路肩が10センチほど沈下しているとみられるということです。
発見後、現場で片側交互通行の措置がとられていましたが、3日正午、来年4月15日までの全面通行止めに規制が切り替わりました。
国道341号では、柳沢ゲートと仙北市側のゲートの間で来年4月15日まで冬の通行止めの措置がとられており、今回の現場の規制の解除の見込みもこの日程にあわせられました。
通行止めの区間は冬の間、通行がほぼない場所ですが、地熱発電所へのアクセスになっているため関係者は通行できるということです。
復旧については、今後、調査のうえで方針を決めるとしています。
振興局建設部保全・環境課では、「安全を期して通行止めとしました。ご理解ください」と話しています。







