インフル、注意報レベル超え 大館保健所管内

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 大館保健所管内の定点観測の医療機関で、インフルエンザの感染者数が今シーズン初めて注意報のレベルを超えました。予防が呼びかけられています。

 秋田県が13日に発表した、今月9日までの1週間の情報によりますと、大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内の2つの定点観測の医療機関で、インフルエンザの平均感染者数は、前の週の3.7倍となる、11人になりました。

 管内では先月中旬に初の感染が確認されていて、いよいよ注意報のレベルである10人を超えました。

 秋田県全体の平均感染者数は、前の週の1.8倍に増えて、27.68人となりました。

 また県内14の社会福祉施設などで、集団感染が確認されました。

 秋田県保健・疾病対策課では、「今後の推移に注意し、こまめな手洗いやマスクの着用などの感染対策を心がけてほしい」と呼びかけています。