いよいよ里山にも雪です。冬型の気圧配置の影響で、鹿角市内は28日朝、肌寒い朝を迎え、市街地から見える山に雪がうっすらと積もりました。このあたりでは平年より12日ほど早い初雪です。
秋田地方気象台によりますと28日朝、日本付近は西高東低の気圧配置になっていて、秋田県内では雨が降っている所が多くなっています。
鹿角市花輪の気温は、27日夜のはじめに10度を切って以降、徐々に下がり、28日の午前5時半ごろには5度台まで下がりました。
午前8時ごろには花輪盆地をめぐる皮投嶽や五宮嶽などの一部にうっすらと雪が積もっているのが見え、辺りに残る紅葉ときれいなコントラストを見せていました。
このあたりでは初冠雪とみられ、去年より10日早くなりました。
平年と比べますと12日ほど早く、過去10年のなかでは最も早い冬の知らせになりました。
八幡平の標高の高い所の今シーズン初の積雪が、8日前の20日にありましたが、いよいよ雪は里山まで降りてきました。
花輪鏡田を散歩していた80代の男性は、「ことしは夏が長かったですが、やっぱり雪の時期が来るんだなと、山を見ていた。そろそろ庭の雪囲いをしたい」と話していました。
 秋田県内の28日の予報は、西高東低の気圧配置となるため雨やくもりで、雷を伴う所があるほか、山沿いでは雪の降る所もある見込みです。

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