シーズン初、インフル集団感染 鹿角市の小学校

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 鹿角市内の小中学校で今シーズン初のインフルエンザの集団感染が確認されました。市が予防を呼びかけています。

 鹿角市教育委員会は20日、十和田小学校の27人が在籍する6年生の1つのクラスで、インフルエンザに感染したと診断されたり、疑われる症状がある児童が多く出たと発表しました。

 り患した人数は発表していませんが、鹿角市教育委員会では1つの学級、学年、学校のうちおおむね2割以上のり患者が場合に集団感染と認定しています。

 このためこの学級で21日から3日間、学級閉鎖の措置がとられました。

 市内の小中学校で今シーズン、インフルエンザの集団感染が認定されたのは、これが初めてです。

 秋田県の感染症の調査で、鹿角市を含む大館保健所管内の定点調査で先週、今シーズン初の感染者が確認されていました。

 鹿角市すこやか子育て課では、「インフルエンザの流行は、以前は冬に始まっていたが、近年は予防接種が始まる前に出ることもある。油断せず早い時点から、手洗い、うがいなどの基本的な対策や、ワクチンの接種などで備えてほしい」としています。