第30回鹿角ミニバスケットボール大会は最終日の19日、小坂町の交流センターで女子のリーグ戦5試合を行い、女子はウィンブレイズが初優勝を果たしました。
最終日の試合結果です。はじめに5チームが出場した女子です。
優勝の決め手になった試合は、初日の2試合にともに連勝していたウィンブレイズと十和田の対戦です。逆転に次ぐ逆転の熱戦になりました。
第一クオーターは同点。第二クオーターはほぼ互角ながら、シュートの決定力の差で、ウィンブレイズが4点をリードして前半を終えました。
第三クオーターは、今度はシュートが決まらないウィンブレイズに対し、しっかり決める十和田がじわじわと追い上げ、残り1分でいよいよ逆転し、3点の差をつけました。
そして第四クオーター、最後の6分間にもドラマがありました。開始直後にウィンブレイズの猛攻が実り同点に追いつきましたが、十和田が得意のスタイル、守備からの切り替えの速さで得点を重ねて4点のリードを奪い、勝利をつかみかけました。
ところが、ここで決めるのがエースです。ウィンブレイズの木村さくら選手が、1点差に追いつくシュート、さらにその直後の逆転シュートを連発で決め切りました。
最後はワンゴール差、37対35でウィンブレイズが勝利し、最終戦とあわせ4戦全勝で、初優勝を果たしました。
また3勝1敗で2位の花輪と、2勝2敗で3位の十和田も県大会に推薦されます。
いっぽう男子は、2試合を不戦勝した花輪が、5年連続、22度めの優勝。選手たちの健康面の都合で出場できなかったトワダも県大会に推薦されます。
優秀選手賞には、女子はウィンブレイズの木村さくら選手と髙橋奏(かなで)選手のほか、花輪の児玉桜徠(さくら)選手、十和田の小幡向葵(ひまり)選手、大湯の安保凛咲(りさ)選手の5人。
男子は花輪の菊池豪駿(ごうしゅん)選手、阿部來叶(らいと)選手、畠山涼(りょう)選手の3人が選ばれました。








