大館保健所管内の定点観測の医療機関で、今シーズン初のインフルエンザの感染が報告されました。
秋田県が16日に発表した、今月12日まで1週間の情報によりますと、大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内の2つの定点観測の医療機関のなかで、6人のインフルエンザの感染が確認されました。
秋田県全体では9人の感染の報告があり、前の週の3倍に増えています。
インフルエンザは冬を中心に感染が広がるため、注意が必要です。
いっぽう、かぜの症状がある急性呼吸器感染症は大館保健所管内で、定点観測の医療機関での平均感染者数が前の週から5%増え、102人となりました。
また、大館保健所管内の高齢者施設で感染性胃腸炎の集団発生の報告があり、利用者9人、職員13人の感染が確認されるとともに、4人からノロウイルスが検出されました。