28日昼前、山岳観光道路「八幡平アスピーテライン」の仙北市と鹿角市の境付近でオートバイと自動車が衝突し、オートバイに乗っていた男性が死亡しました。
警察によりますと28日午前11時20分ごろ、仙北市田沢湖の八幡平アスピーテラインの蒸の湯ゲートと岩手県境の間で、対向してきた普通オートバイと普通乗用車が衝突しました。
この事故でオートバイに乗っていた青森県むつ市の会社員、田中悠葵(ゆうき)さん、38歳が頭を強く打つなどし、心肺停止の状態で鹿角市の病院に搬送されましたが、およそ3時間20分後に脳挫傷による死亡が確認されました。
乗用車を運転していた東京都杉並区の会社員の59歳の男性にけがはありません。
田中さんはツーリング中、東京都の男性は観光中でした。
オートバイは岩手県八幡平市方向から鹿角市方向に走っていて、下り坂の急な左カーブで対向してきた乗用車と衝突しており、警察が詳しい事故の原因を調べています。