警察官役の保育園児たちが交通安全をPRするキャンペーンが鹿角市毛馬内で行われ、かわいい呼びかけが喜ばれていました。
これは秋の全国交通安全運動に合わせ、地元の交通安全の団体が22日に鹿角市毛馬内のスーパーで行ったものです。
錦木保育園の年長児15人が警察官の制服に似た服などを着て、スーパーの出入り口に立ちました。
そして買い物客が通ると、「交通安全、気をつけてください」と声を掛け、注意点などが書かれたチラシを手渡しました。
受け取った人たちは、園児たちのかわいさに目を細めつつ、「気をつけますね」とか、「ごくろうさまです」などと答えていました。
園児たちのなかには、途中で飽きてしまって列を離れたり、様子を見に来た母親から離れられなくなったりする子もいましたが、およそ30分間の活動を無事終えました。
最後に園児たちは、帰ったら家族にも注意を呼びかけるように警察官に依頼され、元気に返事をして、りりしく敬礼していました。
参加した男の子は、「ちゃんと紙を渡しました。みんなが気をつけてほしい」と話していました。
主催した鹿角市交通安全対策協議会では、「子どもたちが呼びかけることで、地域の人たちの意識がより高まると思う。交通事故ゼロをめざす」としています。
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