第77回秋季東北地区高校野球秋田県大会は15日、準々決勝4試合が行われ、鹿角は延長戦の末、力尽き、ベスト4入りはなりませんでした。
鹿角の準々決勝の対戦相手は、ことし春の県大会の覇者で、夏の県大会で同じく準々決勝で対戦していた能代松陽です。夏は鹿角が11対7で競り勝っていました。
試合で鹿角は、相手に毎回のように得点圏にランナーを進められるものの、踏ん張っていましたが、5回裏に1点を先制されました。
しかし7回表の攻めで、得意の足を絡めた攻撃を仕掛け、相手の悪送球も誘い、同点に追いつきました。
そのまま両チーム得点を奪えず延長に入り、ノーアウト、ランナー1、2塁の状態からイニングを始めるタイブレークで行われました。
10回表、鹿角はここでも得意の積極的な攻めでダブルスチールを決めたあと、犠牲フライで1点を挙げ、2対1とこの試合で初めてリードを奪いました。
しかし10回裏、2つのエラーで2点を奪われ、サヨナラ負けを喫しました。
鹿角は開校2年めのことし、県大会で春にベスト8、夏に準優勝、そして秋に再びベスト8と躍進しました。