省エネ導入補助金、二次募集開始 鹿角市

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 2030年までのゼロカーボン達成をめざす鹿角市が、市民の省エネ家電の導入を後押しする補助金で、二次募集が始まりました。一定以上の省エネ性能をもつ電気冷蔵庫が対象です。

 この補助金は、エネルギー価格の高騰のなかでの生活支援と、二酸化炭素の排出削減を狙ったものです。

 今回の募集は、ことし6月に行った最初の募集で予算に達しなかった分の受け付けです。

 1回めの募集では、100件の受け付け上限に対し申し込みが94件にとどまったほか、申し込みのあとに20件あまりの辞退がありました。

 辞退者は、当選前に購入していたり、購入を断念していたということです。

 申請は1日から16日まで受け付け、先着順ではなく、応募者のなかから33人の当選者を決める形です。

 この時点で当選しなかった人でも、辞退があった際や、交付額が予算に届かなかった場合に利用できる可能性があるということです。

 補助額は冷蔵庫の購入金額の半額で、上限額が10万円。対象の冷蔵庫は一定以上の省エネ性能があるものです。
 
 鹿角市ゼロカーボン推進室では、「利用者から電気代が安くなったという声が出ている。半額の補助はほかの自治体に比べ手厚く、自宅のメリットを受けつつ、ゼロカーボン推進にも貢献してほしい」としています。

 昨年度は、省エネ性能をもつエアコンと冷蔵庫の購入に対する補助金を設け、2千万円の予算に達する利用があり、市民による二酸化炭素の排出削減が進んでいます。