収穫期迎え抜群の出来 鹿角の「北限の桃」

収穫期迎え抜群の出来 鹿角の「北限の桃」

 鹿角特産のモモが収穫期を迎え、生産者の代表が出来の良さを市などにアピールしました。

 鹿角市のモモは、国内で最も遅く販売できることや、収穫直前の昼と夜の寒暖の差でできる高い糖度を強みにして、「北限の桃」の名で売り出しています。

 JAかづのによりますとことしは122軒の農家あわせて55ヘクタールで栽培されていて、主力品種の「川中島白桃」の集荷が平年より2日ほど遅い27日に始まりました。

 北限のモモのブランドで売られるモモは、糖度の出荷基準が10.5度以上と高く設定されていますが、農協によりますと27日と28日に集荷されたモモは、糖度の平均がおよそ13.5度と抜群のスタートになっています。

 29日は生産者とJAの代表が鹿角市役所などを訪れ、ことし産の出来を報告しました。

 試食した笹本市長は、「甘くて、食べ応えもあって、思わずにっこりする。消費者の皆さんに笑顔を届けてほしい」と話しました。

 生産部会の中村喜作部会長(69)は、「早出しの品種は、雨が遅かったため小玉で、収量もいま一歩だったが、川中島白桃はその後の雨で、肥大、糖度ともいい。少し柔らかくなってから、少しだけ冷やして食べてほしい」と話しています。

 ことしは、総販売額が過去最高の1億5千500万円あまりだった去年を上回る378トンの集荷が計画され、東京や秋田市の市場、地元の直売所などで販売されるほか、香港などへ輸出されます。

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