小坂町は、去年町内で生産されたコメから基準値を超えるカドミウムが検出されたことを受け、ことし産のコメの検査料金に対する補助金を設けました。町内産のコメの安全性をアピールする狙いです。
町が27日、議会運営員会に内示した、9月議会に提案する議案のうち、総額2億1千万円あまりの一般会計補正予算案には、ことし産のコメのカドミウム濃度の検査料金の補助金が盛り込まれました。
去年、町内の法人が生産したコメから基準値を超えるカドミウムが検出されたことを踏まえたもので、町内産のコメの安全性をアピールする狙いです。
補助金は町内のすべてのコメの出荷者が対象で、30キロあたり上限22円の補助により、ほとんどの農家で負担がなくなるということです。
いっぽう補正予算案には、十和田湖と町中心部を結ぶ予約型乗り合いタクシーが、鹿角市内を含む新たな形に変わることを受けた事業費も盛り込まれました。
新たな予約型乗り合いタクシーは「観光旅タク」と名付けられ、10月から半年間、実証試験として、十和田湖と町中心部、鹿角市中心部を結びます。
このほか補正予算案では、主食用のコメの価格高騰を受け、飼料用のコメから切り替えた農家が多いことから、飼料用のコメの作付けに対する補助金の減額案も計上されています。
町によりますと飼料用のコメの作付けは、面積ベースで、当初の見込みのおよそ4分の1に減っているということです。
小坂町の9月議会は4日に開会し、12日まで9日間の会期で開かれます。
一般質問は5日にあり、議員5人が登壇を通告しています。