26日夕方、鹿角市八幡平の高速道路で車がクマと衝突しました。けが人はいません。
警察によりますと26日午後3時45分ごろ、鹿角市八幡平小豆沢の高速道路を走っていた普通乗用車が、道路右側から飛び出してきたおよそ1メートルのクマと衝突しました。
車を運転していた千葉県の60代の男性にけがはありません。
男性が走行中、中央分離帯にクマがいるのを目撃し、よけながら通り過ぎようとしていましたが、クマが急に飛び出して車の右後輪付近にぶつかったということです。
クマはその場から立ち去りました。
事故があったのは鹿角八幡平インターからおよそ1.5キロ南の上り線で、最も近い住宅までおよそ150メートルです。
この近くの高速道路で、2日前にも車がクマと衝突する事故がありました。
警察では、「クマが飛び出してくる可能性があるので、注意してほしい」と呼びかけています。