大雨による被害で20日以降、運休が続いている花輪線の鹿角花輪駅と大館駅の間についてJR東日本は、来月下旬に運転を再開できるみとおしを発表しました。
花輪線では20日以降の大雨により、大館市内の4か所で線路の土台が流出しているのが確認され、区間運休が続いています。
JR東日本は26日、被害状況の確認と復旧計画を検討してきた結果、運転再開は来月下旬を見込んでいると発表しました。
また、バスによる代行輸送も検討しているということです。
ただ、現地の状況や天気、工事の工程の調整などで変更する場合もあるということです。
JR東日本では、「運転再開の日時や代行バスの運行などの詳細が決まり次第、発表します。お客さまにはたいへんご不便をおかけします」としています。
花輪線は鹿角地域や大館市の通学客などの利用があり、影響が出ています。
3年前にも大雨による甚大な被害があり、およそ9か月間、運行できない状態が続いていました。
いっぽう、鹿角花輪駅と盛岡駅の間は、通常運行されています。