第21回鹿角小学校新人野球大会は最終日の24日、鹿角市尾去沢の市営城山野球場で準決勝と決勝を行い、決勝を圧勝した柴平が初優勝を果たしました。
大会2日めの試合結果です。準決勝第1試合の花輪対小坂は、花輪が長打を含む厚い攻撃力で、12対5の5回コールドで勝ちました。
続く準決勝第2試合の柴平対八幡平は、中盤に逆転した柴平が15対6で打ち勝ちました。
そして決勝の柴平対花輪は、柴平が初回に押し出しのフォアボールと相手のエラーで3点を挙げたのに続き、2回には2本のタイムリーが出るなどしてさらに3点を加えるなど、3回までにヒット4本で7点の大量リードを奪いました。
守っては、投手陣がスピードの遅い球を効果的に使って、相手バッターにバットの芯で球を捉えさせず、3人で完封リレーを果たしました。
対する花輪は、1回戦と準決勝に10点以上を挙げた打線でしたが、相手投手を攻略できず、最終回に初安打が出るなど最後まであきらめずに戦いましたが、ランナーを3塁まで進めることができませんでした。
結果、10対0の5回コールドで、柴平がこの大会の初優勝を果たしました。
個人表彰の最優秀選手賞は準決勝に勝利投手、決勝はヒット4本を放った柴平の木村響汰(きょうた)選手。優秀選手賞には柴平の兎澤環太(かんた)選手と、花輪の小鴨真愛(まい)選手が選ばれました。
大会に出場した5つのチームの頂点に立った柴平は、来月に能代市で開かれる秋田県大会への出場権を得ました。
最優秀選手賞に輝いた柴平の木村選手
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