令和7年度鹿角中学校総体の駅伝大会が23日、鹿角市花輪の総合運動公園で開かれ、男女とも花輪が連覇を果たしました。
大会は、来月開かれる秋田県大会を見すえるチームに力試しの場を提供しようと、鹿角中学校体育連盟が開いたものです。
6人が2キロずつを走った男子は、3チームが出場しました。
花輪は、1区でトップに立つと、2区の2年、髙谷粋世(すいせい)選手がコースレコードで走り、その後もトップを譲らず、ゴールテープを切りました。
主将の髙杉秀人(ひでと)選手は、「2区までのスピード勝負に勝って、3区以降を粘り強く走る作戦どおりのレースで、目標の優勝ができた。県大会まで上り坂やスピードのポイント練習を繰り返して、力をつけて、東北大会出場権の6位以内をめざす」としています。
男子の2位は十和田。3位は尾去沢でした。
いっぽう、2キロ2区間と1.1キロ3区間の女子は、3チームが出場しました。
花輪は2区で3位から2位に、3区で2位から1位に上がると、4区の2年、児玉若菜選手が大会新記録のタイムで快走し、アンカーもトップを守りました。
主将の3年、宮本蘭々乃(ここの)選手は、「ことしの夏は暑くて練習がきつかったですが、みんなで乗り越えられてチームとして成長できた。県大会は上り下りが激しいコースなので、対応できる練習をして、東北大会出場をめざす」と話しました。