ＪＲ東日本は、20日以降の大雨の影響により、花輪線の鹿角花輪駅と大館駅の間で線路設備に大きな被害が見つかったとし、当面の間、運転を見合わせると発表しました。
22日の発表によりますと、被害が見つかったのは、大館市内の４か所です。
大滝温泉駅と扇田駅の間、それに扇田駅と東大館駅の間の２か所ずつで、線路の土台が流出しているのが確認されたということです。
運転の見合わせの期間は、当面の間としています。
また代行輸送は行わないということです。
ＪＲ東日本では、「現地での調査を進めており、復旧の見とおしが立ち次第、あらためてお知らせします。ご利用のお客さまにはたいへんご迷惑をおかけします」としています。
鹿角地域や大館市などの通学客などの利用があり、影響が出そうです。
いっぽう、鹿角花輪駅と盛岡駅の間は、通常運行が予定されています。
花輪線では３年前にも大雨による甚大な被害があり、およそ９か月間、運行できない状態が続いていました。