「毛馬内の盆踊」今夜から 鹿角市

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 晴れ着を来て、先祖供養の踊りをゆったりと舞う、鹿角市の伝統芸能「毛馬内の盆踊(ぼんおどり)」は、21日から3日間、商店街で行われます。

 毛馬内の盆踊はおよそ450年前から続くとされる先祖供養の行事で、古い町並みが残る商店街で、流れるような手さばき、足さばきで舞うのが特徴です。

 ことしも8月21日から3日間、毛馬内の本町通りで、雨が降った場合は十和田市民センターで行われます。

 盆踊りのスケジュールは、踊り手を集める「呼び太鼓」が午後7時すぎから、盆踊りが7時半ごろから行われ、9時ごろの終了が見込まれています。

 踊りごとには、「大の坂踊り」が7時半からおよそ40分間、「甚句踊り」が8時10分からおよそ40分間、そして「じょんから踊り」がおよそ10分間です。

 いっぽう、子どもの踊りのコンクールが、参加者の減少を踏まえ去年に続き休止されますが、保育園児から高校生までを対象にした催し「わらしっこ・めらしっこ盆踊り」が初日21日の午後5時半から行われます。

 また2日めと3日めの午後6時から昔語り、2日めの午後7時からは大太鼓の競演が予定されています。

 会場には一席500円の有料観覧席が設けられるいっぽう、報道機関以外のカメラマンの撮影許可証が有料で販売されます。