人気のツーリングコースがある鹿角地域で、「バイクの日」にあわせ、ライダーたちに安全運転を呼びかけるキャンペーンが行われました。
鹿角地域の八幡平や十和田湖は、雑誌で紹介されるなどライダーたちに人気のツーリングコースがあります。
いっぽう警察によりますと、去年、鹿角管内の一般道で起きたオートバイの事故は14件あり、8割以上が観光エリアでの発生で、ことしも今月だけで複数発生しています。
こうしたなか、8月19日のバイクの日にあわせて19日、ライダーたちに安全運転を呼びかけるキャンペーンが十和田湖の道の駅や八幡平のビジターセンターなど4か所で同時に行われました。
鹿角市花輪の道の駅では、警察官と交通協会の会員およそ10人がライダーたちのもとへ行き、適度な休憩などを呼びかけるチラシを手渡し、注意を求めていました。
北海道松前町からツーリングで訪れていた30代の男性は、「1時間ごとに休憩をとるようにしていますが、疲れを感じたら30分でも休むようにしています」と話していました。
鹿角警察署交通課の内藤智史(さとし)係長(43)は、「バイクは体を露出して走っているので、疲れやすいですし、事故に遭った時に重大化する懸念があります。適度な休憩と、はっとした時に安全に止まれるスピードを心がけてほしい」と話しています。
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