野球のスポーツ少年団の秋田県一を決める大会の一つが開かれ、鹿角市の八幡平フェニックスが優勝を果たしました。
第42回読売全県さわやか選抜野球が18日まで4日間、秋田市のあきたスカイドームで開かれ、22の県内各地の代表チームがトーナメント戦で頂点を争いました。
八幡平は初戦に12対5、2回戦に3対2で勝ってベスト8に進出すると、準々決勝を6対5、準決勝を5対2で制し、18日の決勝に進んでいました。
決勝は北秋田市のチームとの対戦です。相手は、すべての試合を大量得点で勝ち切っていました。
試合で後攻めの八幡平は、初回、2回に長打からの勝負所のタイムリーで1点ずつを挙げ、3回には押し出しのフォアボールを選び1点を追加しました。
さらに5回にはスクイズを初球に決めてリードを4点に広げ、最終回の6回に守備の乱れなどで2点を奪われましたが、反撃をしのぎ4対2で勝利しました。
大会は全日本野球連盟の関連大会ではありませんが、チームによりますと八幡平の秋田県大会での優勝は、8年前のスポーツ少年団創設以来では初です。
八幡平は先月、鹿角市と小坂町の6つのチームによる第14回鹿角小学校クラブ野球大会で準優勝し、県大会の出場権を得ていました。
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