【速報】フィッシング詐欺320万円被害 鹿角市内

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 金融機関をかたり預金をだまし取る詐欺で、鹿角市の男性がおよそ320万円の被害に遭ったことがわかりました。

 警察によりますと先月30日、鹿角市の30代の男性の携帯電話に、実際にある金融機関のネットバンクを名のる相手から、「重要なお知らせ」などの件名で、資産保護のための本人確認を求めるメールが届きました。

 さらに今月3日、「緊急のお知らせ」などの件名で同様のメールが届き、男性は、実際に使っているネットバンキングだったことなどから、表示されたURLにアクセスし、IDやパスワードなどを入力しました。

 男性が9日、口座を確認したところ、8日に数件の口座から身に覚えのない取引があり、警察に相談して被害が判明しました。

 警察では詐欺事件として捜査するとともに、地域に対し、「必要な手続きなどの名目で口座番号などを聞き出し預金をだまし取る詐欺がある。不審なメールやメッセージは詐欺を疑い、電話やアクセスをせず警察に相談してほしい」と呼びかけています。