鹿角市内で7日、クマによるものとみられる食害が相次いで見つかり、注意が呼びかけられています。
いずれも市の情報です。
6日午前5時ごろ、鹿角市花輪新田町農家のビニールハウスで、メロン2個と、肥料として保管していた米ぬか10キロが食い荒らされ、近くにクマのものとみられる足跡があるのを所有者が見つけました。
所有者は再発を防ごうと、残ったメロンと米ぬかを廃棄していましたが、7日午前5時ごろ、ビニールハウスの扉に穴が開けられ、近くに新しいクマの足跡が見つかったということです。
この日はほかに、花輪久保田と、末広神田(しんた)でもクマによるものとみられるリンゴの食害が見つかりました。
市は農作業時のクマによる人身事故への注意として、大きな音を出して作業することや、早めの収穫を呼びかけています。
また、クマはほかの場所にも生息しているとし、注意を呼びかけています。