「町長と語る会」に若者の参加呼びかけ 小坂町

「町長と語る会」に若者の参加呼びかけ 小坂町

 小坂町の細越町長は今年度の町民と語る会の日程を発表し、参加を呼びかけました。若者の流出が続くなか、去年の語る会で出された若者の提案を実現させていることもあり、「できれば若い人の意見を聞きたい」と話しています。

 この「町長と語る会」は細越町長の公約の一つ、町民が主役のまちづくりの一環です。

 細越町長は6日に開いた定例会見で、今年度の日程を発表しました。

 そして、「まちづくりに対する提言や意見など、一人でも多くの町民から話を聞き、後期基本計画の策定やこれからの施策に生かしていきたい」と話しました。

 去年の語る会では、出席した若者の一人から、「若い世代が祭りに参加しやすくなるように、新たに山車を出したいが、資金面が問題になっている。力添えがほしい」と求める声がありました。

 そして細越町長も、「若い人に地元に残ってもらえるようにしたい」と考えており、町が新たな補助金を設けた結果、ことしは山車が去年から3つ増えました。

 記者会見で細越町長は、「語る会では若い人の発言が少ないが、できれば若い人の意見を町政に反映させたい」と述べました。

 語る会は今月19日に十和田湖の休平自治会館、21日に川上公民館、22日に七滝公民館、そして25日に町交流センターで、いずれも午後6時から開かれます。

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