花輪ばやしの保存団体に寄付 鹿角の保険会社

花輪ばやしの保存団体に寄付 鹿角の保険会社

 地域を元気にする手伝いをしようと、鹿角市に営業所がある大手保険会社が地元の伝統芸能の保存団体に寄付をしました。

 今回寄付をした明治安田生命保険は、地域の活性化に協力する連携協定を4年前に鹿角市と結びました。

 そして、協定による寄付のほか、従業員の募金と会社の寄付をあわせて贈る取り組みの2つを続けています。

 協定に伴う今年度の寄付の贈呈式が1日に市役所であり、「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」を主催する祭典委員会に26万円を寄せました。

 秋田支社鹿角営業所の甲原明秀支社長は、「花輪ばやしを去年観覧し、荘厳で感動しました。末永く続くことと、青少年の健全育成につながることを願います」などと話しました。

 祭典委員会の髙瀬幸広会長は、「4年前から保存継承に特に力を入れている。いただいた支援を有意義に使います」と話しました。

 祭典委員会では寄付金の使い道について、笛、三味線の講習会の費用や、子どものパレードでの熱中症対策などに充てるとしています。

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