新しい国際交流員にカナダ人の男性 小坂町

新しい国際交流員にカナダ人の男性 小坂町

 小坂町の新しい国際交流員にカナダ人の男性が就任し、町民との交流を楽しみにしています。

 15代めの小坂町の国際交流員に就任したのは、カナダ東部、ケベック市出身のフランソワ・デロシェさん、27歳です。

 海外の主要国のなかで最も文化が違いそうだと考えた日本について、文化を学び、かけ橋になりたいと考え、大学在学中に熊本に半年、石川に1年滞在しました。

 卒業とともに日本の国際交流員になり、赴任地として北海道・東北の田舎の町を希望したところ、実現し、6日に小坂の地を踏みました。

 そして辞令を手渡した細越町長から、「古い歴史のある町で、過ごしやすいと思う。できるだけ多くの町民と話をしてください」と依頼されました。

 自身の性格について、穏やかさとともに挙げたのが、「ペイシェントです」。「何かを覚える時に、もっと早くしていたら疲れないのに、時間をかけてでも、しっかり覚えるまでやりたい。110%の力を使いたい」と笑っています。

 フランス語、英語、日本語を流ちょうに話し、趣味はピアノや日本のゲームなど多くあるなかで、一番好きなのが、指導者のアルバイトもしていたフリースタイルスキーです。

 小坂で最もしたいことは、「カナダの生活を伝えたいし、ここの生活を知りたい。いろいろな人に出会って、いろいろな交流をしたい。町で会った人が、フランソワと声をかけてくれたら、めちゃくちゃうれしい」と話しています。

 任期は1年ごとの更新で、最長3年度で、町の観光産業課の職員として公的な通訳、翻訳や、地域の行事、学校を訪れ、町民と交流するなどしていきます。

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