鹿角市で5日、2週間ぶりにまとまった雨が降りました。雨不足による農業などへの影響が懸念されていたなか、関係機関が動向を注視しています。
秋田地方気象台によりますと県内は5日、低気圧の影響で、雨の降った所がありました。
鹿角市花輪では、午前5時までの1時間に20.5ミリの強い雨が降ったのをはじめ、午前7時までの3時間だけで54.5ミリの雨が降りました。
市内では先月以降、雨が極端に少なく、農業などへの影響が懸念されています。
そうしたなか、花輪の観測地点での雨の観測は、先月16日以来、2週間ぶりです。
先月1か月間をみますと、雨が降ったのは3日だけで、総雨量の28.5ミリは平年の14%にとどまっていました。
いっぽうで、暑さは厳しく、花輪はこの日、最高気温が30.6度まで上がり、9日連続の真夏日になりました。
気象台によりますと県内ではこのあと雨が続くいっぽう、気温が高く推移する見とおしで、体調管理や農作物への対応を呼びかけています。