鹿角地域は3日も厳しい暑さにみまわれ、花輪で5日連続の猛暑日になりました。熱中症の疑いによる救急搬送もあり、警戒が呼びかけられています。
3日、鹿角市内の3つの観測地点のうち、花輪で最高気温が平年を7度ほど上回る35.7度となり、5日連続の猛暑日になりました。
また八幡平湯瀬で34.3度、八幡平トロコで31度と、それぞれ真夏の暑さになりました。
そうしたなか午後2時45分ごろ、小坂町の90代の女性が畑で倒れているのを近くに住む人が見つけました。
女性は3時間ほど前から草取りをしていたそうで、救急搬送時は意識があり、会話もできる状態でした。
消防によりますと、管内のことしの熱中症の疑いによる救急搬送は、今月1日までで24件あり、前の年の同じ日までの1.5倍に上っています。
消防では、「外に出る時は、なるべく暑い時間をさけてほしい。高齢の人たちの搬送が特に多いので、自分で注意するとともに、周りの人が声がけをしてほしい」と呼びかけています。
鹿角地域は4日も厳しい暑さとなる見とおしで、熱中症への警戒が呼びかけられています。