鹿角市内は2日も厳しい暑さとなり、花輪では4日連続の猛暑日となりました。一日の人数としてことし最多の3人が熱中症の疑いで救急搬送されており、警戒が呼びかけられています。
鹿角市内の3つの観測地点のうち、花輪では35.8度まで上がり、4日連続の猛暑日になりました。
八幡平湯瀬でも最高気温が35.1度となり、2日ぶりに猛暑日に戻りました。
花輪、湯瀬とも最高気温は平年と比べ、およそ7度高くなっています。
また八幡平トロコでは、観測史上最高となる32.9度まで上がり、高地にあっても真夏の暑さになりました。
消防によりますと鹿角管内ではこの日、午後5時半までの時点で、3人が熱中症の疑いで救急搬送されました。一日の人数の3人は、6月20日と並びことし最多です。
搬送されたのはいずれも鹿角市内からで、建物の中で作業していた70代の男性、自宅にいた80代の女性、それにスポーツ大会に出場していた20代の男性です。
消防では、「水分や塩分を取る、涼しい場所にいるなどの基本事項だけでなく、猛暑日が連続して体力が落ちている可能性があるため、栄養を取ることも心がけてほしい」と呼びかけています。
鹿角市内は3日以降も厳しい暑さとなる見とおしで、厳重な警戒が呼びかけられています。