2日連続で猛暑日、路上で意識失う男性も 鹿角市内

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 鹿角市内は31日も厳しい暑さにみまわれ、花輪などで2日連続の猛暑日となりました。路上で意識を失った男性が熱中症の疑いで救急搬送されるなどしており、警戒が呼びかけられています。

 秋田地方気象台によりますと、県内は31日も高気圧の影響で晴れ上がり、多くの観測地点で気温が35度を超える猛暑日になりました。

 鹿角市内でも最高気温が花輪で35.8度、八幡平湯瀬で35度と、ともに2日連続の猛暑日となりました。

 平年と比べると、それぞれ7度ほど上回る暑さです。

 また、八幡平トロコでも32.2度まで上がり、3日連続で30度を超える真夏日になりました。

 そうしたなか、消防などによりますと、午後2時19分ごろ、鹿角市草木の路上で高齢の男性が自転車のそばで倒れていて、意識がないと通報がありました。

 男性は熱中症の疑いで、救急車で市内の病院に搬送され、その後、意識を取り戻したということです。

 消防では、「暑い日は外出をひかえ、どうしても出かける場合は、短時間に済ませること、水分補給をすることなど対策をしてほしい」と呼びかけています。

 県内は1日、気温が著しく高くなり、熱中症の発生が懸念されるとし、気象台などは、熱中症警戒アラートを発表しました。

 エアコンなどで涼しい環境で過ごすこと、こまめな休憩や水分、塩分の補給、それに高齢者や小さい子どもへの声がけなど、厳重な警戒を求めています。