鹿角市内は30日も厳しい暑さにみまわれ、花輪などでこの夏初の猛暑日になりました。厳しい暑さは続く見とおしで、熱中症への厳重な警戒が呼びかけられています。
秋田地方気象台によりますと、県内は30日も高気圧の影響で晴れ上がり、大館市の38.1度など、26ある観測地点の多くでことし最高の気温を観測しました。
鹿角市内でも3つの観測地点すべてでことし最高の気温となり、花輪で36.1度、八幡平湯瀬で35.2度と、ともにことし初の猛暑日になりました。
花輪の36.1度は、1976年の統計開始以降、最も高かった25年前の最高気温、37度に迫る勢いです。
また八幡平トロコでは、7月の観測史上最高となる32.6度まで上がりました。
消防によりますと管内ではこの日、午後5時までの時点で、熱中症の疑いによる救急搬送はありません。
今後も厳しい暑さは続く見とおしで、気象台などは厳重な警戒が必要だとして、秋田県に対し、30日に続き31日についても熱中症警戒アラートを出しました。
そのうえで、エアコンなどで涼しい環境で過ごすこと、こまめな休憩や水分、塩分の補給、それに高齢者や小さい子どもへの声がけなどを求めています。