花輪でことし最高の34.7度 鹿角市

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 鹿角市内は29日も厳しい暑さとなり、花輪でことしの最高で、猛暑日一歩手前となる34.7度を観測しました。熱中症とみられる救急搬送もあり、注意が呼びかけられています。

 秋田地方気象台によりますと、県内は29日も高気圧の影響で晴れ上がり、26ある観測地点すべてで最高気温が30度を超えました。

 鹿角市内では花輪で今年最高となる34.7度と、猛暑日一歩手前の厳しい暑さとなりました。2日連続の真夏日です。

 また八幡平トロコの31.3度も、ことし最高の暑さです。

 八幡平湯瀬の最高気温は33.4度で、3日連続の真夏日となりました。

 消防によりますと管内では29日、午後5時までの時点で、熱中症の疑いによる救急搬送が1件ありました。

 小坂町の90代の女性が自宅で動けなくなっているのを訪れた人が見つけ、救急車で病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。

 消防によりますと、管内のことしこれまでの熱中症の疑いによる救急搬送は21件あり、去年の7月末の時点の15件をすでに超えています。

 気象台などは秋田県で30日、厳しい暑さとなる見とおしから熱中症警戒アラートを出すとともに、この先1週間、連日、厳しい暑さが続くと予想しており、関係機関では、水分を適切にとることや、涼しい場所を選んで過ごすことなどを呼びかけています。