政策を評価する会議が再スタート 鹿角市

政策を評価する会議が再スタート 鹿角市

 鹿角市が政策などについて市民の代表から意見を聞く会議で、新たな任期が始まり、委員になった人たちが提言を寄せていくことになりました。

 この行政評価市民会議は、市が外部評価の一環で設けているもので、今年度から2年度の間、新たに委員を務める8人が決まりました。

 今回委員になったのは、20代から50代までの人たちで、社会人になって間もない人や、自営業を長く続けている人、それにUターンやIターンで市民になった人など、立場は様々です。

 28日夜、市交流センターで初会議が開かれ、舛屋修美(なおみ)副市長から委嘱状が手渡されました。

 受け取った委員たちは、「自分の知識、経験を生かして意見を出して、地域の盛り上げにつなげられたらいい」「困っている人の手伝いをしたい」「市外の高校、大学に行っていた視点から意見を出していきたい」などと話しました。

 舛屋副市長は、「市民の目線で確認、意見してもらい、明らかになった課題は見直すなど柔軟に対応していきます」などとし、協力を求めました。

 委員たちは今後、定期的に開かれる会議に出席し、政策の方向性や、事務事業のあり方、市の仕事の成果などについて意見を寄せます。

 委員の意見は政策に反映されたり、参考にされ、また会議で寄せた質問や意見には後日、市からの回答や分析などが資料で示されます。

(写真はクリックすると見られます)