体験入学で快進撃の野球部見学など 鹿角高校

体験入学で快進撃の野球部見学など 鹿角高校

 鹿角市の鹿角高校の体験入学の催しが行われ、中学3年生たちが、先日の甲子園予選で快進撃した野球部の練習を見学するなどしました。

 29日の体験入学の催しには、鹿角地域の5つの中学校のほか、大館市、北秋田市、それに県外からおよそ200人の中学3年生とその親などが訪れました。

 はじめに教員から、進学、就職のそれぞれをめざす3つのコースがある普通科と、ものづくりの資格取得などに力を入れている産業工学科があることや、学校行事などについて説明を受けました。

 また部活動が動画で紹介され、毎年のように全国優勝や世界大会への出場を果たしているスキー部や、ロボット製作の技術を競う大会での優勝をめざすメカトロ部などの様子が示されました。

 いっぽう、生徒たちが学校を紹介する場面では、「進路学習が充実している」「部活動が盛んで、文武両道で努力している」「学校行事で青春を感じて楽しい」などと話しました。

 このあと中学生たちは、高校の授業を体験したり、部活動を見学したりしました。

 先日の全国高校野球秋田大会で準優勝した野球部の見学には、中学生18人が訪れました。

 小林洋介監督から説明を受ける際の中学生たちは緊張した様子でしたが、部員たちが大きな声を出して、はつらつと動く様子に、あこがれるように見入っていました。

 市内の中学3年の男子生徒は、「この前の大会の攻め続けるプレースタイルを見て、鹿角高校の野球部に入りたくなりました。きょうは先輩たちの行動の一つ一つを見たい」と話していました。 

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