花輪など8日連続真夏日、熱中症重症の可能性も 鹿角市内

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 鹿角市内は21日も厳しい暑さに見まわれ、3つの観測地点のうち2か所で、8日連続となる真夏日になりました。熱中症による救急搬送があり、また今夜、熱帯夜になる可能性もあることから、注意が呼びかけられています。

 秋田地方気象台によりますと、21日も高気圧の影響により県内各地で気温が上がり、鹿角市内では、花輪で平年より5度ほど高い31.9度を観測し、8日連続の真夏日になりました。

 また湯瀬でも31.2度まで上がり、同じく8日連続の真夏日です。

 そうしたなか、21日、鹿角管内では午後4時半までの時点で、熱中症とみられる症状の救急搬送が1件ありました。

 鹿角市の体育館でスポーツの練習をしていた男子小学生が、いしきがもうろうとなったということで、救急車で病院に搬送されました。

 消防によりますと搬送時に意識はなく、重い症状の可能性があるということです。

 いっぽう、気象台の予報では秋田県内は21日夜、気温が25度を下回らない、熱帯夜になる見とおしが出ています。

 消防では、「エアコンを上手に使うとともに、寝る前に水分をとってほしい」呼びかけています。