海の日の21日、秋田と青森にまたがる十和田湖でも、ボート遊びや湖畔の散策を楽しむ人などが見られ、連日の猛暑を忘れるさわやかさを味わっていました。
十和田湖の西湖畔の拠点、小坂町大川岱は、開発されてにぎやかな、対岸の青森県休屋地区とは反対の、静かな自然の中で観光が楽しめます。
海の日で、3連休最終日の21日は、湖から涼しい風が届くなか、公園の芝生の上を走る親子連れや、ベンチでランチを楽しむ年配の人たちの姿などが見られました。
湖畔には遊歩道が整備されていて、湖の景色を楽しみながら、緑のトンネルの中を歩くことができます。
親子3人で散策していた神奈川県川崎市の40代の男性は、「静かな雰囲気で、気もちがいいので、湖の向こう側ではなくこっちに来てよかった。湖の青さがきれい」と話していました。
いっぽう、観光施設「十和田ふるさとセンター」では、足でこぐカヤックなど、水遊びを楽しめる道具を提供しています。
サップと呼ばれる、立ち乗りもできるボードを親子3人で体験していた東京都港区の40代の男性は、「山の中に囲まれた湖の美しさと、涼しい風で、気もちがいい。東京都は別世界だ」と喜んでいました。
(写真はクリックすると見られます)