こだわりの車や音楽などを持ち寄って楽しもうというイベントが鹿角市でことしも開かれ、訪れた人たちが格好良さを楽しみました。
「バーンナイト」と題したこのイベントは、こだわりのスタイルで楽しんでいるものを持ち寄り、自分たちも、見に来た人たちも楽しむものにしようと開かれています。
20日、鹿角市大湯の道の駅には、1930年代製のハーレーダビッドソンや、ダッチバイパーなどの名車がずらりと並ぶいっぽう、バンダナから作るオリジナルハットやご当地グルメを販売するブースが用意されました。
また2か所に用意されたステージでは、地元の若い民謡奏者、歌手のグループや、ロックバンドなどが入れ替わりでライブを披露しました。
さらにスケートボードのパークに、キャンプのコーナーにと、ジャンルは多彩です。
訪れた人たちは青空の下の芝生の上で、ライブに手拍子を送ったり、ビールを片手にお気に入りのショップを巡ったりしていました。
イベントは7年前に集客型に変わってから年々大きくなっていて、実行委員会によりますと、今回のショップの数の46と、協賛の数の230件は過去最多です。
20代から50代の実行委員たちおよそ60人が、地元の企業をていねいに回って協賛を増やし、また、格好良さという軸をぶらさずに回数を重ねたことで、「あそこで自分も出店したい」という人を増やしてきました。
訪れていた30代の女性は、「地元の新しい夏の楽しみになっています。伝統のお祭りもあるし、格好いいイベントもあるし、地元が楽しくなってきた」と話していました。
実行委員会の代表、目時健さん(50)は、「地元には何もないと言う人がいるが、遊びがなければつくればいい。鹿角で楽しんでいる姿を見せていきたい」と話しています。
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