寺田氏が再選 参院選秋田選挙区

NO IMAGE

 参議院選挙は20日に投票が行われ、秋田選挙区では無所属の現職、寺田静(てらた・しずか)氏が、2回めの当選を果たしました。

 今回の参議院選挙で秋田選挙区は、定員1人に対し、現職、元議員、新人あわせて4人が立候補し、今月3日の公示から17日間の選挙戦が行われました。

 秋田選挙区の開票結果です。

寺田静氏、無所属、現職。21万9千717票。当選。
中泉松司(なかいずみ・まつじ)氏、自民党、元議員。17万1千324票。
佐藤美和子(さとう・みわこ)氏、参政党、新人。6万153票。
本田幸久(ほんだ・ゆきひさ)氏、NHK党の新人。6千715票。

 無所属で現職の寺田氏が、自民党の中泉氏や参政党の佐藤氏などを退け、再選を果たしました。

 寺田氏は横手市出身で、50歳。国会議員の秘書などを経て、6年前の参議院選挙で、自民党の現職だった中泉氏を抑え初当選しました。

 今回の選挙戦では、物価高騰対策としての消費税の引き下げなど生活者を支えることを訴え、無党派層や、支持、支援を表明した野党各党の支持層などから票を集め、2回めの当選を果たしました。

 投票率は58.57%で、過去最低だった前回、3年前を3.01ポイント上回りました。

 ここからは鹿角市の選挙結果です。

 得票は、寺田氏が6千198票。中泉氏は4千248票。佐藤氏は1千542票。本田氏は215票でした。

 また、投票率は52.42%で、3年前の前回を3.3ポイント上回りました。

 秋田県全体の平均に対しては6.15ポイント下回るとともに、25ある市町村のなかで最も低くなりました。