仙台管区気象台は19日、秋田県を含む東北北部が梅雨明けしたとみられると発表しました。鹿角市内は真夏の暑さとなり、かき氷が人気を集めていました。
東北北部はこの日、高気圧に覆われて多くの所で晴れ、この先1週間も晴れる日が多い予報を基に気象台は、東北北部で梅雨明けしたとみられると発表しました。
東北北部のことしの梅雨明けは、平年と比べ9日早く、去年よりは14日早くなりました。
ことしは先月14日に梅雨入りが発表されており、梅雨は平年より8日少ない35日間になる見とおしです。
梅雨の間の秋田市の雨の量は90ミリで、平年のおよそ4割にとどまっています。
梅雨が明けたとみられるこの日、鹿角市内でもすっきり晴れわたるとともに、気温がぐんぐん上がりました。
そうしたなか、鹿角市のおやつショップには、シェイクやソフトクリームなどを買い求める人が代わる代わる訪れ、かき氷はことし一番の売れ行きになったそうです。
この店のかき氷は、いちご、メロン、レモンなどのおなじみのシロップのほか、ミルクや小豆、抹茶をトッピングできることもあり、幅広い世代に人気だということです。
店では、「ことしは雨が少なかったので、梅雨明けがぴんときませんが、これから学校の夏休みになって、プール帰りのたくさんの子どもたちに遊びに来てほしい」と話しています。
(写真はクリックすると見られます)