鹿角市内は17日も厳しい暑さとなり、3つの観測所のうち2か所で、4日連続で30度を超えました。熱中症の疑いで救急搬送された人もおり、注意が呼びかけられています。
秋田地方気象台によりますと17日、高気圧の影響で県内の各地で気温が上がり、鹿角市内では、花輪で平年より7度ほど高い33.3度を観測しました。
花輪が真夏日になったのは4日連続で、今月に入ってからは8日めと、月のほぼ半分の日で厳しい暑さとなっています。
また八幡平湯瀬でも、4日連続の真夏日となる31.8度まで上がりました。
八幡平トロコは最高気温が前の日と同じ29.6度となり、4日連続で真夏日一歩手前の29度台です。
消防によりますと鹿角市内できょう、午後4時半までの時点で、熱中症の疑いによる救急搬送が1件ありました。
自宅内にいた90代の女性が体調が悪くなったということで、救急車で病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。
消防では、こまめな水分補給と、涼しいところで過ごすことを呼びかけています。
気象台の予報では、県内は18日以降もしばらくの間、暑い日が続くということです。